《公式》関崎海星館

ブログ

TOP » ブログ » 83cm望遠鏡による観測画像をご覧ください

83cm望遠鏡による観測画像をご覧ください

 リニューアルオープンから1年を経過しました関崎みらい海星館のMIRAI(ミライ)望遠鏡は多くのお客様に、日中は太陽観察や昼間にも見える1等星。夜間開館日には肉眼では見ることができない星空の中での星雲や星団など、また観察可能期間中では人気の土星や木星の姿をご覧いただいてきました。また、望遠鏡でもわかりづらい天体の姿については冷却CMOSカメラを用いた「電子観望」を取り入れ、リアルタイムで本来の天体の姿を映し出すことで観察だけでは味わえないさまざまな宇宙の姿をご案内しております。

 ただし微弱な光を放つ星雲や銀河は数多く、これらは望遠鏡による観察が難しいものがほとんどで、撮影でも数十分程度の時間が必要なため皆様の目に触れる機会がありません。

 MIRAI望遠鏡は、皆様に観察の道具としてお使いいただける役割のほか、撮影用の機能に切り替えることでその能力を最大限に引き出せることが期待されておりました。

 これまで機材の調整ならびにテスト撮影を実施していき、ようやく望遠鏡での観察では得られない天体の姿をご覧いただくことが可能となりました。

 第一弾は、季節がら夏の夜空に姿をひそめる星雲で、夏の星座へび座に姿をもつM16(わし星雲)から、その中心部に存在する「創造の柱」です。

 かつてハッブル宇宙望遠鏡から撮影された画像は1995年に公開され、全世界に広まり神秘的な宇宙の姿を垣間見ることになりました。

M16(Pillars of Creation)

contactお問合せはこちらから