串団子のような・・・
彗星や流星群の話題のなかに埋もれてしまっていますが、土星もすごいのですよ✨
ぜひ、お近くの天文台や海星館で観察を。お家に眠っている望遠鏡があるならばそちらでも一度チャレンジしてみて下さいね!
何がスゴイ、って。
土星の象徴ともいえるあの「わっか」が…と~っっっっても細くなっているのです。
そう、例えるならば、串団子。
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まるで串がささっているような姿なんです!
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土星といえば、浮き輪のようなカッコイイ環ですが、今年は ↑こんな感じ↑ で見えています。環がない土星なんて、とガッカリしてそうな声も聞こえてきますが次にこのような姿を見られるのは15年後。
環を横から見ているため消えたように見えたり、とても細く見えたりするのです。これは約15年ごとに繰り返されています。
少しずつ傾きが変わって見えるので来年の秋ごろは、一目見て土星とわかるようになっていますよ✨
さて、本当に真横から見たのは5月頃でしたがこの時は夜に土星が見えていませんでした。今回は11月24日頃です。まさに夜に見ることができます!!ただ、完全に横からではないため、光の当たり方もありますが、完全には消えずに細く見えているのではないかなと予想されます。
実際の所、どんな風に見えるのか、楽しみですね!
ちなみに最も細く見える11月24日は夜間開館日ですので、ぜひ海星館の大きな望遠鏡で確かめてみて下さい✨(*^^*)
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土星は、地球の9倍もあるような大きな惑星ですが、その環の厚みはなんと100mほどに満たず、直径2kmくらいの球にしてもコピー紙1枚ほどの厚みにもならないほど!?だとか。環自体は数10万kmもあるのに厚みがそんなに薄いなんて。
これは興味深いですよね!ちなみに、環は、大小さまざまな大きさの氷の粒などが集まっているようですよ!板、じゃないんです(;''∀'')
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さて、土星ですが、今期は1月中旬くらいまで観察を楽しめます。ただし1月中旬でも閉館近くなると高度が低くなっていますので望遠鏡を向けても大気の影響を受けて見辛くなったり、海星館のような大きな望遠鏡は日に日にもう向けられない低さになります。
思い立った時にぜひ見ておきましょう(*^^*)
夜間の天体観察は、金土日祝日です。予約は不要!21時半までにご来館くださいね。
もちろん、曇っていたり雨が降っていたら観察はできません…💦

