決死の覚悟の浅葱色をまといて・・・
国境を越えて渡りをするという･･･
僅か4か月の命を燃やして・・・
海上での嵐に耐え･･・
ようやくたどり着く休息の場所。
海星館で沢山のアサギマダラに会えるのは春の渡りの5月中旬~6月中旬です。
多い時には1500頭にもなります。
秋の渡りは10月、 沢山には会えませんが秋のアサギマダラは日本生まれです。
秋風を感じるようになると、 南へ向けて渡り始めます。

お願い

2015年以降、 アサギマダラの観賞に沢山の皆様にお越しいただいております。 しかしながら、 飛来する場所は面積が狭く一度に沢山の人が近付くと逃げてしまいます。 次のお客様が来ても逃げてしまい見ることが出来ずに残念な思いをされています。

特に写真を趣味とする方による強引な立入行為、三脚を花壇の中に立てての撮影は植物を傷つけています。

これまでには、スナビキ草の盗掘、 アサギマダラの捕獲、 休館日の無断立ち入りや注意した職員への暴言等と目に余るものがあります。

海星館では開館日のマーキング調査は行っていません。 これは、 マーキング後は蝶々が逃げてしまい観光のお客様の不満につながっているためです。 アサギマダラのマーキング調査への協力は休館日のみとしています。

僅か4か月の短い命を燃やして旅をするアサギマダラたち。 ようやく羽を休めているのだとしたら…そっと見守ってあげませんか?
また、高く遠く羽ばたく命に、 “がんばって”と優しく強くエールを送ってあげましょう。

大分県の他の飛来地域

• 姫島-大規模飛来地 (春・秋)
• 日出町-山田湧水付近(秋)
• 米水津空の公園 (春)
• 蒲江- たかひら展望公園(秋)