《公式》関崎海星館

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海星館の歴史に残る1日、そして彗星になりました☆彡

2025年で開館35周年となる海星館。プレイベントとして2024年10月13日、国立天文台上席教授の渡部潤一先生による記念講演を海星館で実施しました。

10月11日より夕刻の低空で、紫金山・アトラス彗星(c/2023 A3)が確認され始め天文界隈ではお祭りモードに。

11日には確認はできませんでしたが、12日はさらに太陽より離角が離れたこともあり、

海星館の海の見える広場でも撮影に成功しました。↓

そんな絶好のタイミングで専門家でもある先生のご講演を実施できたこと、さらには昼間の天候をいいほうに裏切り、先生たちと肉眼で彗星を観察するという奇跡のような1日が実現されました。

↑この写真を撮影しているときにも横には先生が。個人的にもとても贅沢な時間を過ごしていたと思うとまだ気持ちがふわふわとしています💦

多くの方と同じ場所で同じ空を共有できた幸せ、彗星に限らず星空は人々を繋げていき

それはまるで地上に広がる星座の線のようでもあって…空を見上げることの醍醐味だなと感じました✨

たとえ傍にいなくとも星空で繋がるなんて素敵じゃないでしょうか(*´ω`*)

この日の講演テーマは「見上げることからはじめよう-星空浴のすすめ-」

出かけなくともその場で星空を見上げること、手軽に始められる星空の楽しみ方を先生の優しい口調とユーモアあるショットなど、心地よく聞き入ることができる素敵なお話しでした。

先生に影響を受け憧れて憧れて何年も会いたかったという女の子が来館、そして夢かない対面。彼女は9歳にして電波流星観測など踏み込んで地道に調べるほど熱心です。今回の講演と出会いはきっと彼女の人生にますます光を与えたことでしょう。その場に立ち会えたわたしたちは涙、なみだでした。

また、同じ年齢の男の子も熱心にメモを取り、そして質問をして先生と対話。きっと彼にとってもこの日は転機になったのではないかなと想像します。

素敵な笑顔での集合写真です✨

子どもたちはもちろん、大人のみなさんにも多大な影響を与えてくれました。

コンパクトな海星館で大きな夢がうまれた日でもあります。

話題の紫金山・アトラス彗星。写真写りのよい子でスマホでも特別な設定をしなくともぼんやりと写ります。↓

ただ、日に日に太陽や地球から遠ざかっていくため見かけの明るさも暗くなっていきます。

目でうっすらぼんやり見えている数日ですが、だんだんと望遠鏡を使わないと見られなくなります。

国立天文台のサイトには詳しい説明などもありますのでぜひ検索をしてみて下さいね。

彗星目的でなくても、見上げると明るい星や月など。人工衛星や飛行機だって!

10月17日の満月は今年一番見かけが大きくなります(といっても、どかーんと大きく見えるわけではないです)

どれどれ、どのくらい大きいの? その大きさを体感してくださいね。でもがっかりしないでね。

それでは、見上げてみることからはじめましょう!(*'ω'*)b

↑ 川田館長  渡部先生  西山副館長


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